電子証明書について
○概要
「障害者自立支援サービス費給付」に関しては、電子磁気化による請求が制度上の条件であります。よって、安価で通信環境の整いやすいインターネット請求を実現いたしました。しかしながら、ハッキング・なりすましなどの不正を防ぐ必要があります。
電子証明書とは、そのパソコンに 証明書を登録しておくことで、正当に許可を得たユーザからの請求であることを、認証局にて確認するための、セキュリティの仕掛けです。
○有効期限について
電子証明書は、有効期限が3年です。有効期限が切れる前に更新手続きアナウンスがされます。
電子証明書の有効期間は、申込みが国保連合会にて受理されてからとなります。(H19.10以前は、H19.10より有効(契約)開始となります。)
ライセンスの更新をする場合、「電子証明書発行用パスワード」が必要となりますので、大事に保管されるようお願いします。
電子証明書の有効期間が切れてしまった場合、初回発行と同じ手続きを踏むこととなり、1ヶ月ほどかかり、その間請求できなくなります。有効期限が切れる数ヶ月前より、電子請求受付システムにてアナウンスされます。有効期限切れ前であれば、非常にかんたんに更新手続きができますので、ご留意ください。
○電子証明書の申込みについて
国保連合会への電子証明書申込締切は、毎月20日になります。
国保連合会では、事業所から提出される「受領に関する届出書」と申込みとの突合を行います。届出書が出ていない事業所、または請求開始とならない事業所へは確認の連絡を行います。
電子証明書 受領に関する届出書 電子証明書 翌月の請求 備考 申込あり 届出あり(翌月からの請求) 発行を行います。 可能 翌月から課金されます。 申込あり 届出あり(翌々月からの請求) 翌月の処理とします。 不可能 翌々月からの課金となります。 申込あり 届出なし 届出が出るまで保留。 不可能 申込なし 発行されません 不可能 ※国保連合会での締め切り(20日)以前であれば、申込みの取消も受け付けます。
○電子証明書セットアップ
国保連合会では、事業所から電子証明書の発行申請があった場合、電子請求受付システムへ発行依頼を行います。電子証明書が発行されましたら、ダウンロードしてセットアップしてください。
電子証明書の発行申込み、電子証明書のダウンロード、電子証明書のインストールには、電子証明書発行用パスワードが必要となります。
紛失の場合には、パスワード再発行ができます。発行済みで認証期間中であれば別途課金はありません。再発行されたパスワードは、当初の物とは異なりますので、その後は新しいパスワードを使用してください。
○証明書発行手数料について
電子証明書発行手数料は、¥7,800(有効期間3年)となります。(電子請求受付センターにて表示されます。)
電子証明書発行手数料の支払いは、障害者福祉サービス介護費の支払額より控除されます。また、支払額が¥7,800に満たない場合は、残額を翌月以降に控除させていただきます。
途中解約の場合でも、電子証明書発行手数料の月割返金はありませんので、ご了承ください。
代理人の方には、別途振込用紙を送付します。入金を確認の後、電子証明書発行となります。
○電子証明書 再発行手続き
再発行は、有効期間内なら無料で行えます。ただし、状態により手続きが若干変わります。
@申込→発行後すぐ紛失した場合
電子請求システム総合窓口にアクセスし、「証明書」のところに、ダウンロードボタンがあれば、ダウンロードできます。これは、一定期間内なら何度でも可能です。
A申込→発行後しばらくして紛失した場合
証明書発行用パスワード再発行ボタンが表示されている場合、パスワード再発行をし、申込み手続きを行ってください。連合会で受理されれば、ダウンロードできるようになります。その際の手数料は発生しません
Bかなりたって紛失に気づいた場合
ダウンロードボタンも、証明書発行用パスワード再発行ボタンも表示されていない場合、既に有効期限が失効していると思われます。この場合、新たに手数料が発生します。
○電子証明書 取下げ手続き
事業所として存在するが、事業開始が後であるとか、利用者がいないためなど、実際の請求が行われない場合、電子証明書の有効期間が無駄になってしまいます。実際の請求があるまで申し込む必要はありません。(なお、証明書発行は20日までに申し込んだものが翌月までに発行されます。)
連合会で受理される前であれば、手数料発生前に取り下げることができます。連合会へ連絡し、取下げ依頼を行ってください。
○電子証明書 失効手続き
事業所/代理人が、廃止等で請求を行わなくなった場合、失効させることができます。連合会へ連絡願います。
○ID/パスワードを紛失した場合
テスト用ID・パスワード/本番用ID・パスワードを紛失・忘却してしまった場合、再発行申請を行うことができます。連合会へ連絡願います。
○証明書発行用パスワードを紛失した場合
証明書発行用パスワードは、「電子請求登録結果に関するお知らせ」または、「証明書発行用パスワード通知」にて通知されています。これらは、初回発行のみではなく、3年後の更新手続きにも使用されますので、大事に保管してください。
「証明書発行用パスワード」の再発行ができます。「証明書発行用パスワード通知」を紛失した場合、電子請求受付システムより申請します。
証明書発行用パスワードは、「申し込むとき」「セットアップするとき」に使用します。
○電子証明書が自動失効
テストIDで電子証明書申請したのちに、届いた本番IDで再度、電子証明書申請すると、前者が自動的に失効しますので注意してください。
○代理人の場合の電子証明書
複数事業所の請求を纏めて請求する場合、纏め請求する事業所が「代理人」となる必要がありますので、代理人登録申請を行ってください。電子証明書は代理人1箇所が取得することで対応可能です。